平成29年に新園舎が完成し、快適で恵まれた環境の中教育活動を行えるようになりました。冷暖房完備はもちろん、各保育室、ホールには床暖房を設置し、裸足で過ごす子ども達にクリーンな環境で思い切り遊ぶことが出来ます。
広々とした園庭は木々に囲まれ、緑の自然に恵まれ、全面芝生のグランドは春から秋にかけて、裸足で駆け回る元気な子どもたちでいっぱいになります。0,1,2歳専用園庭もあり、安心して遊ぶことが出来ます。子どもが一度来てみると必ず気に入る、魅力いっぱいの園庭です。
セキュリティ面では、ALSOKと契約し、園への出入り口すべてに防犯カメラを設置し、人の出入りをチェックします。また緊急通報システムにより不審者に迅速に対応出来るような体制を取り、子ども達の安全を確保しています。
クラス編成
0歳児:1クラス 1名
1歳児:1クラス 0名
幼少(2歳児):1クラス 18名
年少(3歳児): 2クラス 45名
年中(4歳児):2クラス 60名
年長(5歳児):2クラス 59名
計9クラス 園児数183名
教職員
顧問、理事長・幼稚園長(兼務)、副園長、園長補佐、教頭
保育教諭22名、外国人教師1名
教育補助員2名、看護師1名、その他職員5名
合計36名
縦割り保育
国際化・異文化教育
グローバル化社会に対応するために、小学校高学年でも外国語教育が必修化され、低学年へと広がりつつあります。しかし言葉だけ覚えても、それが実際の場では、外国人を見ただけで緊張してしまい話せなくなってしまうこともあります。
当園には朝 「HELLO!」と挨拶をする先生がいます。毎日の生活の中で、英語で話す先生の言葉を、常に何となく耳にしています。常勤の外国人講師を配置することにより、普段の生活の中で異文化を感じてもらいたい、毎日の存在が当たり前になり、言葉の違いや文化の違いを、日々肌で感じることが大切だと考えています。もちろん、今は意味などわからないかもしれません。しかしその音を、耳が、心が受け入れる準備をしっかりとすることが大切です。
体育指導
モンテッソーリ教育
イタリアで最初の女性医学博士となったマリア・モンテッソーリが、知的障がい児の治療教育の成果から、一般の教育(特に幼児教育)に応用した教育法です。幼稚園教育要領や保育所保育指針には、「環境による保育」「援助者としての教師」が基本として示され、さらに平成12年度からは「生きる力の基礎を培うこと」が幼児教育の目的になりました。モンテッソーリは、これらのことを既に100年も前に気づき、幼児期の発達特性に合う、整えられた環境を準備し、子ども自らが主体的に活動し、自分を創ることが出来るようにしたのです。(自己教育)
本学園では、20年以上前からモンテッソーリ教師(モンテッソーリ教育の資格を持った教師)を中心に、現代に沿った方法でみどりが丘流にアレンジし保育に取り入れています。低学年のクラスでは”おしごと”を行う時間を設け、年少以上はコーナー遊び・課外活動(習い事)を中心に親しんでいます。職員研修も行い、モンテッソーリ教育が大切にしている理念を職員間で共有し、保育の中で活かしています。
県南地域では、本園のみ取り入れている、今話題の教育法です。
※当園は“子どもの家”ではありません。
2歳児保育
2歳ではまだ早いそう思われる方も多いようですが、2歳でも既に社会性の芽生えが始まっています。そのチャンスを、保護者と話し合いながらそっと手をさしのべてあげます。また、個人差が大きい時期でもありますので、柔軟な対応を心がけています。
満3歳児は3歳児のクラスに入れる園が多いですが、当園では2歳児は専用保育室で、6名に対し1名の教師が担当し、ゆったりとした時間の中で子どもたちの成長を見守ります。0号として預かり保育でお預かりしても、保育内容等は他の園児と一切変わりありません。
制服
ロベルタの制服を採用しています。この制服には次の5つの教育的意図が込められています。
◎ 基本的な生活習慣の確立(自立の原点)
朝幼稚園に来たら体操服に着替え、帰りはまた制服に着替えます。最近、自分で着替えができない子どもが増え ています。脱いだら脱ぎ放し。カバンや帽子は「お母さん、持って」と他人任せ。“自分の事は自分でする”、これを身に付けるには今しかありません。
◎ 粘り強さ(集中力を高める)
最初はボタンもうまくとめられないでしょう。しかし根気強くチャレンジすることで手先も器用になり、着替えも早くなっていきます。繰り返し取り組む事が肝要です。
◎ ものを大切にする心(愛情の基本)
100円ショップに代表されるように、今は安売りの時代です。しかし、安いから安易に扱い、だめになったら直ぐゴミ箱行きで、どんどんゴミが増える一方です。経済社会全体がデフレで、より安く、より多く売るダンピング競争。一つの物を大事に長く使うことを忘れてしまってはいないでしょうか。こんな社会どう思いますか?
子どもたちが着る制服ですので、動きも激しく汚すこともあるでしょう。しかし、“物を大切にする心”を子どもたちに気づかせたいのです。大切に扱えば扱うほど、愛着がわき長く使おうとするものです。
◎ 素材(本物志向)
制服として採用されているニットジャケットは市販の物と違い、ある程度の使用に耐えられるよう生地の編み方から縫製に至るまで、制服用に改良されています。ポロシャツは綿100パーセント、半袖体操服は混紡のポロシャツと同じ様な丈夫な生地を使用しています。ブランドの誇りがありますから品質は間違いありません。
◎ 応用性(本当の経済性)
制服や体操服には幼稚園のマークや文字等は一切入っていません。普段の洋服と何ら変わりありませんので、いつでも出かけるときに着ていけます。冠婚葬祭、発表会はもちろん普段のお出かけ用等どんどん着て下さい。注意書きをよく読んで、扱いさえ間違えなければ末永く、兄弟姉妹で使ってもらえるでしょう。
砂場
ですから、当園では砂にこだわって「クリーンサンド」という特殊な砂を使っています。
手にとってみれば他の砂との違いがよくわかります。
粒子が細かく水に濡れても乾きが早いので、細菌の繁殖が少なく衛生的で、まるでリゾートビーチの砂のようにサラサラです。